毎日オンライン英会話を継続するの滅茶苦茶しんどい。
他のことに時間が取れないし、今のカリキュラムが自分に合ってない気がする。
こんなお悩みを解決します!
✓こんな人向けの記事
・他のことに時間確保ができない方
・毎回の授業で会話を探すことがつらい方
・カリキュラムが合っていないと感じている方
✓本記事の執筆者について
駐在時に妻が受講していたオンライン英会話の経験を踏まえて以下を解説していきます。
この記事を読むことで、自分が何に悩んでいるのか。次にやるべきことが明確になります。
それでは、実際に見ていきましょう!!
オンライン英会話を毎日継続するのがストレスになる原因
オンライン英会話がストレスになる理由は、多くの要素が絡んでいることを理解しましょう。
本章では、人それぞれストレスになっている要因の特定を以下観点から分析します。
各要因を紐解くことで、何に一番ストレスを抱えているのか再度理解しましょう。
内的要因
はじめに、ストレスなくオンライン英会話を続けるためには、内面の問題点を知る必要があります。
毎日継続することへのストレス原因として、個人の問題に起因するところが大きいからです。
例えば、受講しているサービスが自分のスキル不足でついていけない。
また、明確な目標がないためにモチベーションが減退するなどが挙げられます。
要は、内的要因が理由だとするとそれが何に分類されるのか見極める必要があるということです。
英会話のスキル不足
受講中のレッスンに対して英語レベルがあっていないのがストレスを引き起こす要因になります。
理由は、スキル不足により講師との会話がスムーズに進まなくなるからです。
特に単語や文法の基礎ができていないことで、自分の考えをうまく伝えられなかったりします。
やはりオンライン英会話を始める場合は最低の基礎的な英語力は必要になります。
従って前提条件として、ある程度の基礎は抑えておくべきでしょう。
オンライン英会話を始める前に、自分の英語力を把握するようにしましょう。
目的や目標が不明確
ストレス原因はほかにも、英会話を学ぶ理由がハッキリしていないからというケースもあります。
初めはやる気でどうにかなったものの、徐々に自分はどこを目指しているのか分からなくなってしまうからです。
ここでいう目標とは「英語を話せるようになりたい」という漠然とした目標ではありません。
毎日・毎週・毎月どれくらい進歩したのか計測できる目標を指します。
その結果、成長を実感できずストレスになってしまうということも多々あります。
効果的な学習方法の未確立
自分の勉強方法が確立できていないことが要因となる場合もあります。
慣れた勉強方法が確立できていない状態だと行き当たりばったりの学習方法に終始してしまいがちです。
結果、身に着いているのか実感しづらいというケースが挙げられます。
英会話上達には4技能を満遍なく伸ばすことが必要なのは事実です。
とはいえ、ただレッスンを受けるだけでは何が変わったか分かりません。
自分自身で試行錯誤し、インプットとアウトプットをぐるぐる回すような勉強方法を確立する必要があります。
喋って満足するだけだと、高いお金の払い損です。
付け足すと次回のレッスンで活かすためにも必ず振り返る時間を持つことが効果的です。
外的要因
内的要因によってもたらされるストレスの原因を解説しました。
しかし、読者自身がおかれている環境によってもおのずとストレスに繋がるケースはあります。
本章では、以下2つの要因について解説します。
物理的な理由で挫折しそうになるケースもあるため一つずつ見ていきましょう。
時間に余裕がない
仕事や家事などに忙殺され、時間を確保できていない可能性はありませんでしょうか。
その結果、勉強できていないことへの焦りに繋がり最終的に継続する上のストレスになりがちだからです。
長い通勤時間やライフスタイルの変化で家事負担が増えることは誰にでも起こりえます。
その中で、自己学習に使う時間が限定的になるケースは多聞にしてあるでしょう。
まずは、時間がないという理由が自身のオンライン英会話継続に影響していないか考えてみましょう。
疲労を通じた学習負担
毎日の通勤や育児・家事が及ぼす身体的な疲労は計り知れません。
そのような状況下だと、やる気が減退したりモチベーションが徐々に薄れていきます。
よくあるのは、自己研鑽のためにオンライン英会話をやっている人ほど普段の業務もしっかりこなしていたりします。
あれもこれもと頑張る中で、少しずつ体に疲労は溜まっていきます。
疲労感がある中で続ける学習には徒労感しか生まないです。
疲れているのであれば、少しくらいお休みしたって構いません。
サービスやコンテンツの要因
ストレスの原因がいずれも違う場合は、残念ながらコンテンツやサービス自体に問題があるとみるべきでしょう。
高いお金を払っているために中々踏ん切りがつかない状況に陥ってはいないでしょうか。
早速それぞれの項目でストレスとなる要因を見ていきましょう。
講師との相性
講師の指導方法や会話のテンポが原因で相性が合わずストレスに繋がっているケースがあります。
オンライン英会話には様々な国の講師がおり、ネイティブであれば良いのですが第二言語として学習してきた講師も沢山います。
発音のイントネーションが若干違うことで中々聴き取れず挫折してしまうことなどはよくあります。
現在受講しているオンライン英会話講師が自分と合わないがためにストレスになっていないか考えてみましょう。
レッスン内容の問題
講師が求めてくるレベルが自分に合わなかったり、単調な指導方法が原因でストレスになっているかもしれないです。
理由は、受講しているオンライン英会話の強度が高すぎたり緩すぎたりするからです。
アウトプットが多く毎回復習や予習を求められるなどレッスン内容が与える影響は人によって違うでしょう。
とはいえ、共通してよく見られるのは高い強度の内容を求められること。
投資している費用が高いからこそやらねばと思いがちですが今一度立ち止まってみるのも手です。
オンライン英会話を毎日継続するメリット・デメリット
ここまでストレスに繋がる要因を細かく見てきましたが、次は毎日継続する上でのメリットとデメリットを紹介させていただきます。
要因特定をできた人は、ぜひ読んでみてください。
メリット
毎日継続することは、決して生易しいことではありませんが継続したからこそ享受できるメリットは沢山あります。
正直、毎日一定の時間を割いて継続する人は本当に一握りしかいません。
日常的に英語に触れているからこそ、自己では成長実感がなくても確かに進歩していることは保証できます。
本章ではスキル面と行動面でどのようなメリットがもたらされるのか解説します。
実践的な英会話力が身に着く
間違いなく毎日継続しているあなたは実践的な英語力が身に着いています。
ここでは、下記3つの観点について説明します。
それぞれ得られるメリットを説明していきます。
柔軟な表現力と語彙力が身に着く
英語に毎日触れることで、様々なフレーズの引き出しや単語力が強化されます。
はじめに毎日受講していると自分が同じフレーズばかりを使っていることに気が付きます。
個人的には、この気づきこそが一番大切だと考えております。
なぜならば、その後能動的に自分で調べるキッカケになります。
また、講師と日々会話する中でこのフレーズは転用できそうだと自身で思考できるようになるからです。
その結果、自分自身の英会話フレーズや語彙力の強化に繋がります。
ポイント
- 学習した他のフレーズを転用するスキルが身に着く
- 能動的に他の表現力や語彙力を調べるようになる
リスニング力の向上
二つ目は、毎日英語漬けの生活を送ることで耳が英語に慣れリスニング力向上に繋がります。
英語を喋られるようになりたければ毎日英語に触れる機会をつくることです。
その点、継続してできている人は否が応でも英語を毎日聞き続けます。
始めた当初は、要所要所の単語が聞き取れていても間の単語が欠落してしまいます。
ただ、それをキープすることで単語間のつながりが理解でき聞き取ることが容易に感じられるようになります。
ポイント
- 毎日継続すると単語間の関係性が理解でき、結果的にリスニング力向上につながる
英語脳が鍛えられる
柔軟な表現力とリスニング力の向上が、結果的に英語脳を作る大きな助けになります。
英語脳というのは、簡単にいうと英語を英語のままで理解できることを指します。
日本語と英語では文法順が少し違います。
一般的な日本人は英語を聞くと、一度脳内で日本語訳に転換し意味を理解しようとします。
そこから伝えたいことを英語の単語に変え、パズルをはめるが如く文字の順番を並べ替えていき会話します。
その場合、どうしても会話するのがゆっくりになってしまいます。
ただ、反復して英語に触れてくると英語で話しかけられても直感的に意味を理解できるようになります。
ポイント
- 英語を英語のままで理解できる「英語脳」が身に着く
- 一般的な日本人は英語を聞くと、日本語へ変換→伝えたいことを英語へ転換し会話するので会話スピードが落ちる
自己成長につながる
英語力の成長実感がなくても、確実に自身の成長へは寄与しています。
そもそも仕事でもない限り、毎日数十分を使って自己研鑽に努めること自体が一般的にはできないからです。
本章では、毎日継続することで得られるメリットを2つ紹介します。
英会話に対する抵抗感がなくなり自信が付く
ここまで続けてきただけでも、英語とは無縁な人々と比べて確実に進歩はしています。
見方を変えると、英会話に対する抵抗感は始めた当初と比べてだいぶなくなっているのではないでしょうか。
それだけでも自信につながることです。
相対的に誰かと比較するのでなく、続けてきたことで英会話への抵抗感を無くせたことに自信をもってください。
自己管理スキルの向上
辛いと思えど習慣化できていることは、確実に自己管理能力を引き上げてくれています。
これは自分自身をストイックな環境におき、継続させるための能力を育んできたとも捉えられます。
英会話という目に見えるスキルだけでなく、内面を鍛錬できた証拠です。
イチローや大谷翔平であっても徹底した継続練習の前に、
自己管理できていたからこそあそこまで到達できているわけです。
繰り返しになりますが、英会話の成長進捗が見えづらくても確実に自己管理能力は引き上げてくれていることに自信を持ちましょう。
個人的には、英語のレベルがどうであれこれが一番のメリットだなと思います
デメリット
メリットがある一方で、継続するからにはデメリットも生じます。
メリットだけを鵜吞みにせず、デメリットを理解した上でオンライン英会話と向き合うべきでしょう。
精神的負担
確実に精神的な負担にはなるでしょう。
使い慣れていない言語を毎日喋る訳ですから、それなりのストレスにはなります。
その結果、食欲減退や仕事への影響など精神状態が乱れることで引き起こす負のスパイラルは計り知れません。
過度に精神の負担になっていると私生活にも影響を及ぼすため注意が必要です。
身体的負担
連日のレッスンで休息が取れず体を壊す可能性もあります。
仕事や育児でヘトヘトになっている中、レッスンを続けることは勉強の質も下げてしまいます。
その結果、日中の業務や育児にも同様に支障をきたすといった負のループに陥ることは避けたいです。
身体的疲労を感じるのであれば、継続するか自分で判断するようにしましょう。
きついときの解決方法
ストレスやデメリットが顕在化した時の解決方法をここではお伝えします。
ストレス要因によっては少し変化を加えるだけで、劇的に変化することもよくあります。
本章では、きついときの解決方法について説明します。
これらの中から何かキッカケを見つけてもらえると嬉しいです。
目標を見直す
一つ目が、自分が描いていた目標を見直しましょう。
続けないとと焦ってしまう原因として、理想の自分と現状の自分にギャップを感じてしまうからです。
英語学習は、勉強量と勉強の質、そして時間軸をどれくらいで取るかに応じて勉強方法が変わってきます。
例えばTOEIC500点だった人が、半年後にTOEIC900点を取るために勉強するのであれば勉強量と勉強の質どちらもあげるべきです。
理由は、半年で400点をあげなければいけないから。
とはいえ、学生でない限り仕事もあれば家事もやらなければいけない。
英語学習の方程式とは別に変数が関わってくるので、当初描いていた目標試算がずれている可能性もあります。
従って、目標を勉強開始当初に立てたのであれば見直すことも検討してください。
強度を変える
次に勉強の強度を変えましょう。
先ほどお伝えした方程式に基づいて、変数の強度をさげることをオススメします。
英語学習の方程式
勉強量 × 勉強の質 × 時間軸
一番多いのは、勉強量を減らすことです。
今まで毎日受講していたオンライン英会話を2日に1度や3日に1度に変えるといった具合です。
自分にとって毎日のオンライン英会話が辛いのは勉強量なのか、それとも内容なのか。
その点をメタ認知したうえで、強度を調節するようにしましょう。
リラックスできる学習環境に変える
三つ目が、自分自身にとって物理的にストレスのない学習環境を築くことです。
具体的には普段学習している場所の変化だったり、もう寝る準備を整えてパジャマで受講するなど。
現状に対して「何か変化を加える」ことでストレスを軽減するというのが目的です。
どこか窮屈さを感じるからこそ、ストレスに繋がっている要因もあるので自然体で臨める学習環境を築きましょう。
サービスや講師を変える
最終は、サービスそのものや講師自体を変える方法です。
自分と相容れないものをずっとやっていても時間だけ浪費し成長しないからです。
英語学習においても少なからず講師やサービスとの相性はあります。
1か月以上続けてみて、「少し合わない」と感じるのであれば、早めに変更することも検討しましょう。
そうすることで無駄な出費と無駄な時間を過ごすことを回避できます。
繰り返しになりますが、受講を進めていく中で違和感があれば思い切ってサービスや講師を変えてみてください。
毎日継続するための効果的な勉強方法
最後にオンライン英会話を毎日継続するための効果的な勉強方法を以下2点の観点で紹介します。
早速見てみましょう。
無理のない目標を立てる
自分の理想通りの目標を描かず、まずはその半分程度の目標を立てましょう。
先述の通り、まとまった時間確保が困難な中で実現確度が極めて高い目標は絵に描いた餅で終わってしまうからです。
ゆとりが持て、成果に焦ることではなくまずは継続ができる強度で細かく目標を立てましょう。
継続できるということも「成果」です。
つまり、自分のレベルに見合った目標設定をすることが毎日の継続に繋がってきます。
小さいアウトプットを心がける
多くの時間を取る必要はないので、細かくアウトプットする習慣をつけましょう。
始めた当初は効果実感なくとも、徐々に脳に定着してることを実感できるからです。
よく、私がすすめるのは毎日英語で一言でも良いから英語で日記をつけることですが、
これだけでなくクライアントとの打ち合わせで取ったメモを英語で書いてみたりするのも手です。
自己完結でも構わないのでアウトプットする習慣をつけると毎日のオンライン英会話が楽しくなるはずです。
まとめ
まずは「なぜ自分がオンライン英会話にストレスを感じているのか」を理解しましょう。
そのうえで、ストレスの要因となっている箇所が分かったら止血をするべきです。
折角始めたので、オンライン英会話を通じて、自分の新たな可能性を見出してほしいという思いがあります。
ここでは、ストレスの向き合い方とメリット・デメリット、そして継続するための効果的な打ち手を紹介しました。
少しでも、自身が何に悩んでいるのか言語化しオンライン英会話を継続してもらえる一助になれれば幸いです。